【FXトレーダー向け】米雇用統計をどう見るべきか?重要ポイントと相場への影響

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こんにちは!
FXブログ『FX Surge』ナビゲーターのカエです。

FXをやっているなら避けては通れない「米雇用統計(NFP)」。
相場が大きく動く指標だからこそ、
「数字のどこをどう見るか?」
「相場のどこに注目すべきか?」
この視点がトレードの質を大きく左右します。

この記事では、雇用統計の基本から、
経験者だからこそ押さえておきたい見方のコツまで解説します。


■ なぜ雇用統計が重要なのか?

雇用統計はアメリカ経済の「今」を示す、いわば景気の体温計
FRB(米連邦準備制度理事会)が金融政策を決める際にも重視する指標です。

特に注目すべき項目はこの3つ。

指標名意味影響
非農業部門雇用者数(NFP)雇用の増減数増加→ドル買い、減少→ドル売り
失業率失業者の割合低下→ドル買い、上昇→ドル売り
平均時給時間あたり賃金の伸び(インフレとの関連あり)上昇→ドル買い、低下→ドル売り

この3つのバランスで相場の材料の強さが変わります。


■ 「予想との差」がカギ

トレーダーが最も意識するのは「事前予想」と「実際の結果」のギャップ。

例:

  • 予想:+20万人
  • 結果:+10万人(下振れ) → ドル売り圧力
  • 予想:+20万人
  • 結果:+30万人(上振れ) → ドル買い優勢

注意したいのは、「多少のズレ」ならすでに織り込み済みの場合も多い点。
むしろ「大きなサプライズ」が出たときほどボラティリティは急上昇します。


■ 雇用統計発表後の値動きパターン

  1. 初動で急変動 → すぐに反転(フェイク)
  2. 初動の流れがそのまま続く(トレンド発生)
  3. 一旦調整 → 欧州時間やNY午後に本格的に動く

→ だからこそ、発表直後だけに飛びつかず、流れを見極める冷静さが必要。


■ 平均時給にも注目する理由

雇用者数や失業率が良好でも、賃金が伸びない=インフレ懸念が弱いなら、
「ドル買い」にならないこともあります。

逆に、雇用者数が弱めでも、平均時給が強いとドル買いになるケースも。

最近の相場では、**「雇用より賃金」**が意識されやすい局面も多いため、
**「どの材料が主役か?」**を相場環境で判断することが大切です。


■ 実践ポイントまとめ

  • 「予想との差」と「市場の反応」をセットでチェック
  • 初動に飛びつかず、反転や続伸パターンを見極める
  • 雇用者数・失業率・平均時給のトータルバランスで判断
  • 現在の相場テーマ(インフレ重視か?雇用重視か?)を考慮する

■ 自己紹介

FXブログ『FX Surge』ナビゲーターのカエです。
このブログでは、「重要指標の見方」や「相場の空気感」を中心に、
初心者から中級者までの方が“今”の相場を読み解けるヒントをお届けしています。

※トレード手法は非公開ですが、「考え方」を大切にしています。


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