FXを始める際に最も重要な選択のひとつが「通貨ペア選び」です。初心者が最初に取引すべき通貨ペアと、選び方のコツを徹底解説します。
初心者向け通貨ペア選びの3大ポイント
- 流動性の高さ
取引量が多い通貨は値動きが安定し、注文が成立しやすい。 - スプレッドの狭さ
売買コストが低い通貨ペアほど利益を出しやすい。 - 情報の入手しやすさ
経済ニュースや分析データが豊富な通貨が扱いやすい。
おすすめ通貨ペアTOP3
1. 米ドル/円(USD/JPY)
選ぶ理由
・日本で最も取引量が多く値動きが安定
・スプレッドが最狭クラス(0.2銭~)
・日米の経済情報が入手しやすい
特徴:アジア時間から米国時間まで終日取引可能
2. ユーロ/米ドル(EUR/USD)
選ぶ理由
・世界で最も流動性が高い通貨ペア
・トレンドが形成されやすく分析しやすい
・スプレッドが狭い(0.5pips前後)
特徴:欧州時間に値動きが活発化
3. ユーロ/円(EUR/JPY)
選ぶ理由
・取引量が多くスプレッドが狭い
・ユーロ圏と日本の経済指標を併用分析可能
・ポンド/円より値動きが安定
注意点:英国ポンド/円よりボラティリティ低め
絶対に避けるべき危険な通貨ペア
× トルコリラ/円:急激な値動きとスプレッド拡大リスク
× 南アフリカランド/円:金利変動の影響を受けやすい
× マイナー通貨ペア:流動性リスクが極めて高い
通貨ペア選び実践テクニック
- 取引時間帯で選ぶ
・日中取引なら米ドル/円
・夜間取引ならユーロ/米ドル - 経済カレンダーと連動
日米欧の重要指標発表日に合わせて通貨を選択 - デモトレードで検証
各通貨ペアの値動きを1週間観察してから実戦投入
失敗しないための3ステップ
- 米ドル/円で基本を習得(3ヶ月~半年)
- ユーロ/米ドルでトレンド分析を学ぶ
- 複数通貨に分散(慣れてから追加)
まとめ
初心者はまず「米ドル/円」からスタートし、取引に慣れたら「ユーロ/米ドル」で国際的な市場感覚を養うのがおすすめです。重要なのは「少額で長期練習」と「経済ニュースを毎日チェック」する習慣です
